2010年11月5日金曜日

フランス日記⑫

 今日も曇空なり。さて、この間の観光からもう1週間以上がたったわけですが、僕は実はついこの間の土日も観光(?)というかパリから100キロ離れた友人I川のところへ行きました。彼の住む街を見たかったのもありますが。実を言うと、インターネットが使えないアパートから抜け出し、インターネットが使える彼の家に行くためです。まあなんでそんな面倒なことをしたのかは、特に触れませんが、とにかく行ったのです。まあ簡単に言うとWebテストの締め切りがあったのです。

 パリとは違いオルレアンという町はのどかで綺麗でした。まあ日も暮れてきたのでオルレアンにあるオルレアンのマクドナルドでご飯を食べました。非常に落ち着きました。

 彼の家に帰宅後、寝ることになりましたが、僕らの目の前にはベットが一つ。3年前のイベント(分からない人はスルーしてください)発生か!?と思いましたが、I川くんが毛布を貸してくれました。

 というわけで僕は床で毛布にくるまって寝ることに。床は、どっちかって~とひんやりと冷たく、裸足で歩くとペタペタ、ヒタヒタって感じの音になる材質の奴です。初めのうちはなんとかなると思っていましたが、夜が更けると徐々に僕の体温は奪われ、結局コートとズボンをはいて毛布にくるまる事になり、色々研究した結果、ベストな寝方を発見。でも3時間もたてば、寝像の悪い僕は、歯をガタガタ鳴らしながら目を覚ますわけです。起床時間まで約3時間。どう凌ぐか考えましたが、とりあえず、例のベストな寝方で寝ることに。
 
 とりあえず朝が来て、風邪ひくことなく僕は起床。いや~12月とかじゃなくて良かった~と思いつつ。朝食をくれたI川くんに感謝感謝でした。I川君は研究所に朝から出勤のため、僕はそこでお別れ。そんで僕もパリにもどったわけです。

 まあ最近はそんな感じです。

 今日は、聴覚障害者のための支援のために署名活動している人が僕にジェスチャーで「署名をお願いします」みたいな感じだったので、サインのところに「TAKASHI」って書いて、帰ろうとしたら、「ちょっとちょっと」って感じで僕を引き留めるのです。どうやら、サインしたらお金を払うのがルールらしく、その全く埋められていない署名欄をみて初めて、シマッタ!っと思ったのですが、向こうが10ユーロ要求してきたので、値切りに値切って0.5ユーロ払って逃げました。
 
 やっちゃったな~と思った時にふと後ろを振り返ってみると、その募金活動者が同業者たちと「会話」していることに気が付きました。

 しゃべれない人を装って、お金を取るとはなんという悪態!

 というわけで、性格が悪い僕はその女性を冷やかしに行ったのです(今思えばなんでこんなことをしたのか謎ですが)。しゃべれないふりをする彼女に対し、「スピーク、スピーク」ととりあえず言いまくりました。まあそんで向こうもしびれが切れたらしく、ついにしゃべり始めました。聞くところによると、彼女はスペイン人で、障害をもった子どもたちの支援をしていて、英語は少ししかしゃべれず、フランス語も出来ない、という設定の人でした。どこまで本当か分かりませんが・・・。

 こんなことを書いてあの女性が本当に善意でやっているのだったら、非常に申し訳ないと思うのですが、しゃべれない振りをするのはどうも、現段階で個人的に許せなかったんで、こんな風に書いてしまいました。

 まあ最近はこんな感じです。なにか聞きたいことでもあったらコメントでも、個人的にメールでも下さい。何人の人が見ているのか知りませんが。

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